GUUUTは เกิด(kə̀ət)をアルファベットに置き換えました。
生まれる、~を起こす、などの意。
伊那谷の素材が、タイ料理と出逢って生まれる、唯一無二の皿。醗酵食材との出会いが引き起こす、化学反応のような料理を、提供します。
醗酵させた食材は、ひとつの素材だと考えています。その時期の、生き生きとした食材と組み合わせて、お互いを引き立たせ合う。醗酵食材のもつ、酸や旨みを活かして料理する。これは、タイ料理の神髄とも言えるでしょう。
素材の姿と味わいを、目にも口にも新しく料理する。五感の全てが満足する、新しいタイ料理。そして、皿ごとのペアリングが可能な、国産ワインと日本酒の品ぞろえ。驚きと喜びをお約束します。
NEWS

巻頭特集は6か国。トン・トライロング(タイ国旗🇹🇭の呼称)を担う役目を頂きました。5ページと巻末にレシピを掲載しています。
「月刊専門料理」の特色 - 料理、飲料、サービスのプロの技術や考え方を、広く、柔軟な視点で捉え、読者に伝える - その範囲が、4分野(仏、中、伊、日)を越えて、世界へと広がったこと。これには驚きました。しかも1月号。 「月刊専門料理」に於ける「新分野の特集」が意味するところ、とは。
タイ料理は、この数年で、目覚ましい進化を遂げました。屋台や食堂での提供からレストランへ。日常食、地方料理が装いを変えて「饗食の場」へ。フレンチやイタリアンの様式を取り入れつつ、再構築した料理を提供する店が、増えています。イノベーティブあるいはモダンタイ料理、と称されるレストラン。ミシュランや ベストレストラン50の上位に名を連ねており、世界から注目を集め、高い評価を得ているのです。ヌーベル・キュイジーヌや ノーバ・クチーナが興った1970年代から1980年のフランス、イタリア料理界の動きをなぞる様で、とても興味深く、目が離せません。タイ料理は、今まさに、革新の真っ只中にあります。そして อาหารใหม่ アーハーン マイ (新しい料理 もっと相応しい言葉があるかも知れません)は、これから料理人を志す者にとって「新しい選択肢、或いは成功の鍵」となることでしょう。
外食の選択肢として、タイ料理が「万人向けでない」ことを、自分は知っています。けれど万人に、タイ料理が「正しく伝わっていない」ことも、自分は知っています。
パクチーが苦手と仰る方に、実際はほとんど使われていないことを、伝えたい。辛いのが苦手と仰る方に、辛くない料理もたくさんあることを、伝えたい。個性的で、敬遠されがちな味わいは確かにあるけれど、醗酵食品や調味料など、日本人のDNAを揺さぶる味も、あるのです。
まずは「食べてみたい」と思ってもらえる要素を前面に押し出すこと。それには、タイ料理を探求することとは別に「新たな視点が必要」と考えています。GUUUT は เกิด の音をアルファベットに置き換えました。 「生まれる」の意。伊那谷の食材と出会うことで生まれるタイ料理。けれど、GUUUTの考え方とレシピは、決して伊那谷に限ったことではなく、日本のどこででも、通用するのではないか、と思っています。
「月刊専門料理」の今号の掲載に於いて、日本に於けるタイ料理の未来に、手を伸ばすことができた様な気がしています。書店で見かけた際など、お手にとっていただけましたら幸いです。
#里山料理倶楽部
#里山タイ料理
#ローカルガストロノミー
#localgastronomy
#GUUUT
#タイ料理
#thaifood
#月刊専門料理
#柴田書店
#伊那谷
#箕輪町
#satoyama693

399-4601
長野県上伊那郡箕輪町中箕輪542-1
定休日/毎週木曜日
営業時間/18:00~23:00
(要予約)